紅王子と侍女姫  126

 

 

「どうしてだ。・・・・レオン、何故なのだ・・・」 

執務室に突っ伏せんばかりに項垂れたギルバードは、幾度目かの溜め息を吐く。 

幼い日の言葉をいまの二人に置き換えて、ぼろぼろと涙を零しながら微笑むディアナの愛おしさに感極まり、熱い抱擁をするつもりで噴水に突き落としてしまったのは一昨日のこと。謝罪も碌に出来ないまま、ディアナと会えない日がもう丸二日経過している。  

『一緒に幸せになりましょう』 

そう言って微笑み、手を握ってくれたディアナに会いたい。

記憶が戻ったことをもう一度喜び合い、この胸に抱き締めて、キスをしたい。

いまなら愛の言葉がすらすらと口から零れ出るだろう。記憶が戻ったディアナからも同じ言葉を返して貰えるかも知れない。いや、きっと言ってくれるに決まってる。ディアナの花びらのように柔らかく美しい唇から、ギルバードへの愛の賛辞が紡がれる。ああっ、俺は何て幸せなんだ! 

それなのに・・・・ああ、それなのに・・・・。 

「レオン、明日は絶対に休むからな!」 

同盟国会議では検討議論を繰り返し、会議が終了した今は決定した新たな事項を各領地に送り、撤廃することになった案件に落ちはないかと担当大臣を集めて話し合い、合間に副騎士団長として新人騎士を指導しながら自己鍛錬しつつ、王宮に舞い込む緊急を要する各領地からの陳情を捌く。

ディアナがいる西翼宮は遥か遠く、ギルバードは足を運ぶ暇もない。 

それでも明日は絶対に会いに行ってやると決意していると、「ディアナ嬢に会うことは出来ませんよ」とレオンに釘を刺された。まさか噴水に落としたことで風邪でもひかせてしまったか狼狽すると、驚きに目を瞠ったレオンに「殿下、そんなことをしたんですか?」と呆れられてしまう。 

 

「いいですか。ディアナ嬢は王宮教育を受けに来ている貴族息女として西翼宮に滞在しているんですよ。そうなると、西翼宮の侍従長に面会の申し込みが必要となりますよね。さらにディアナ嬢は、昨日も今日も出掛けていましたから、明日はゆっくりさせてあげましょう。記憶が戻ったばかりですし、何か不測の事態が起こらないとも限りませんから」 

ディアナの記憶が戻ったことは既にレオンに知らせてある。

求婚に了承したことを鮮明に覚えていてくれたおかげで、あらゆる障害はすべて消え去った。勢い余って噴水にダイブしなければ、あの後、ふたりの輝かしい未来について話し合うことも出来たのに・・・・。

己の粗忽さを悔やんでも仕方がない。だが―――――。

 

「面会申し込みはともかく、ディアナが二日も続けて出掛けていたなんて、俺は知らされていないぞ! いったい、どこに出掛けていたんだ?」 

「おやおや殿下、婚約前からディアナ嬢を束縛するつもりですか?」

そう言って嘲笑うレオンを睨み付けるが、奴は涼しい顔のままだ。だいたい、レオンがディアナの動向を把握しているのに、俺が知らないのは何故なのだ。 

「昨日は同盟国使節団御出立のため西翼宮の警備が手薄になることを懸念して、ディアナ嬢は念のため東宮庭園へ避難していただきました。東宮庭園では庭師に記憶が戻った報告をされ、その後は皆とお茶会を楽しまれていたと、同席されておられた国王陛下より報告が上がっております」

「――――へ?」

「本日はマルード領の大公邸に招かれ、有意義なひと時を過ごされたと、双子騎士より報告が上がっております。久し振りの遠出でしたので、明日はゆっくりお休み頂いた方が」

「・・・えっ? マルード領って、・・・な、何だ、それはっ!?」 

寝耳に水だと声を荒らげると、レオンは「だから今報告申し上げているでしょう?」と肩を竦める。

東宮の庭師に会うのはいい。何も問題はない。

ディアナの記憶が戻った今、散策やローズオイル作りで幾度も足を運んだ東宮庭園で好きな花に囲まれ過ごすのは、きっと心休まることだろう。だが、そこに国王が同席するのは何故なのだ。国王には同盟国会議後の諸々が、俺以上にあっただろうとギルバードは髪を掻き毟る。

それに何度もいうが、何故、レオンがディアナの動向を知っていて俺が知らないのだ。レオンも俺同様、執務室に軟禁状態だったはずなのに、どこからその情報を仕入れたのか。

「・・・・西翼宮侍従長に、ディアナ嬢への面会申し込みをしておけ。いま、すぐにっ」 

 

ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべたレオンが部屋を出ていくと、ギルバードは深く椅子に凭れた。

これからのことをディアナと二人だけで話し合いたいのに、気の早い周囲がどんどん御膳立てしていく。祝ってくれる気持ちは嬉しいが、どうして主役の片割れを置き去りにするのだと腹が立つ部分が大きい。

・・・・・いや、ギルバードに対しての嫌がらせだと理解しているが。

それでも記憶が戻ったばかりのディアナを翻弄するのは止めてもらいたい。王と姉がディアナを気に入ったのは傍から見ていても充分過ぎるほど分かっているが、彼らが普段相手にしている貴族息女と違い、彼女は繊細なのだ。もちろん、それだけでないことも知っている。彼女は結構な頑固者で、時に大きな声も出す。一度は承諾した求婚を、覚めない夢に逃げ込んでまで拒否するくらいだ。

「ああ、ディアナに会いたい・・・・。やっと記憶が戻ったのに、一緒に幸せを掴もうと約束したのに、どうして俺は会えないんだ。王や姉上たちは勝手に会っているのに、どうして俺だけ侍従長の許可を待たねばならないのだ?」  

そして一刻も早くディアナの両親であるアラントル領主に、ディアナの記憶が無事戻ったことを報告をしたい。多大な迷惑を掛け続けたことを深く詫び、改めて婚姻の許可をもらい、すぐにでも挙式したい。

ディアナとの未来を想像するだけでギルバードの口端は持ち上がる。

心地よい風がレースのカーテンを揺らす午後、ディアナがケーキを作りましたと微笑んでいる姿を思い描くだけで、湧き上がる歓喜に地団太を踏みそうになるほど気分が高揚する。

しかし会うことすら出来ない情けない現実を前に、ギルバードは深く肩を落とす。ふと顔を上げると窓の向こうに広がる青い空に、二羽の鳥が仲睦まじく横切るのが見えた。

 

 

 

王城内にいる限り、ギルバードに完全な休日はない。

休日といえど王宮騎士副団長としての鍛錬や指導があり、緊急を要する案件が舞い込めば即座に応じる。だが、ディアナへの面会許可が出るかもしれない今日に限っては、部屋から極力出ずにいようと決めていた。 面会許可が出たかどうかをレオンが知らせてくれるはずなのだが、しかし、肝心のレオンがいまだ現れない。許可が出ないはずはないのだ。ディアナの記憶は、もう戻っているのだから。

「疲れて・・・・・まだ、寝ているのか?」 

部屋で休んでいるなら、それでいい。

だが出掛ける予定が今日もあるなら、せめてその行先を教えて欲しい。出来ることなら手の届かぬ場所に行ってしまうより、記憶が戻ったことを一緒に祝いたいのが正直な気持ちだが。 

自室でウロウロと歩き回っていると、叩扉もなしにレオンが飛び込んできた。驚きに固まるギルバードの腕を縋るように掴んだレオンは額に汗を浮かべ、常にない険しい表情を呈している。

 

「で、殿下っ、急ぎ、西翼宮へ!」  

同盟国使節団が帰国したため、西翼宮には少数の警護兵がいるのみだ。ディアナが滞在していると知っているのは宮に従事している者と―――――、舞踏会に出席していた貴族。

王弟に組していた貴族の殆どは一掃したが、庭園での騒ぎを見聞きした貴族が詳細を知りたいと乗り込んできた可能性もある。ディアナがどういう立場の者か、他国の王族と庭園で何を話していたのか、なぜ西翼宮に滞在しているのかを。

そもそも西翼宮に滞在者がいることを何故知っているのか。  

「何があった!」 

「面会を請うため西翼宮に向かう直前、正門警護兵から上級貴族の息女を乗せた数台の馬車がっ、西翼宮方向に向かったと報告があり、それって、たぶん・・・・」 

レオンが咳き込みながら吐き出した台詞を耳にした瞬間、ギルバードは部屋を飛び出した。

向かった先は東宮近くの厩舎だ。驚きに目を瞠る馬丁を無視して鞍も付けずに跨り、西翼宮へと馬を駆らせる。追従するレオンが同じように馬を駆らせながら大声を上げた。  

「西翼宮には警護兵がいます! だけど、ディアナ嬢が会うことを承諾したら」 

親の権勢を利用するであろう貴族息女の足を、王族に仕える近衛兵ならともかく、一介の警護兵が止めることは難しい。ましてや王城に出入りを許された貴族はそれなりの身分だ。他国の姫との騒動を耳にした貴族息女が、ディアナに直接問い質そうと乗り込んできた可能性がある。

「まったく、面倒なことを」 

ギルバードは王太子として民のために日々王政に勤しみ、民を守るために日々鍛錬し、民の安寧を心から祈っている。それは何ひとつ苦ではなく、これからも自国のために骨身を惜しまず努め続けるつもりだ。

そのために必要なのはディアナの存在で、彼女の笑顔だけがギルバードに力を与え、癒してくれる。

その唯一の願いが叶えられ、深い安堵と幸福感に包まれたばかりだ。

それなのに―――――邪魔する輩が次から次へと現れ、ふたりの足元に纏わりつく。

  

 

西翼宮に騎乗のまま乗り込むと、侍従長が即座に出迎え、挨拶もそこそこに報告を始めた。 

突然来襲した貴族息女たちは五人。

彼女たちは揃ってディアナとの面会を希望し、侍従長が慇懃に断ると急に体調不良を訴えはじめた息女たちに休息場所の提供を求められ、やむなく応接室に通しましたと項垂れる。医師を伴い戻ると貴族息女の姿は消えていて、慌てて捜索すると庭園でディアナを囲んでいるのを発見した。

「来訪予定のない方々ですので強制的にお帰り頂こうとしたのですが、ディアナ嬢はせっかくお越し頂いたのだから話を伺わせていただくと了承されてしまいまして・・・・。万が一を懸念して、侍女と侍従を付き添わせておりますが」

このような事態になり申し訳御座いません、と謹厳実直な侍従長は口惜しそうに低頭する。

敵はかなり面倒で扱い難い相手らしく、侍従長の背後に立つ警護兵が「あの剣幕に立ち向かうには一師団連れてこないと無理です」と悲痛な声を上げた。

そんな情けないことを言うな! ・・・・そう言えないことは重々承知している。一介の警護兵が王宮に乗り込むような貴族息女を追い払うなど出来るはずもない。彼女たちは自分の主張は間違っていないと傲慢に驕り、それが通用しないと知れば今にも息絶えそうな態度で涙を垂れ流すのだ。

一癖も二癖もある貴族息女が、ディアナに話があるという。出来ることなら口を開く暇など与えず、魔法で空の彼方にでも飛ばしてやりたい。 

 

西翼宮の庭園の奥まった場所にあるガゼボに、貴族息女たちとディアナはいた。

ブナが林立した横に建つガゼボを見て、密談や密会には最適ですね、とレオンが目を輝かす。

即座に割り込み解散させるつもりだったが、レオンは「彼女たちが何を語るのか、どんな大義名分を掲げるのかを伺いましょう」とギルバードを止めた。事の経緯はともかくディアナ自身が話し合いに了承したのだ。そこにまだ婚約を交わしていない王太子の登場は、混乱を招くだけだとレオンは言う。

「混乱を招く前に、解散させればいい話だろう」

身を屈め、ガゼボにいる敵に見つからないよう大きく迂回するレオンの後を、同じように身を身を屈めながら追うギルバードは歯噛みする。

「でも、殿下。乗り込んで来た彼女たちがディアナ嬢に何を物申すのか、それに対して、記憶が戻られたディアナ嬢がなんと返すのか、殿下はご興味ありませんか?」 

大理石を用いた大きなガゼボの椅子に座った息女たちは扇で口元を覆い、胡乱な目線をディアナに向けており、侍女と侍従は固い表情でガゼボの入り口に立っていた。

記憶が戻ったといえ、ディアナは侍女として過ごしていた時間が長い。王都に住まう、身分重視の高慢ちきな貴族息女相手に受け答えするのは精神的疲労が大きいだろう。すぐにでも割って入りたいと焦燥に駆られるギルバードに対し、ガゼボに隣接した大木の裏に腰を据えたレオンが、ここなら話がよく聞こえますねと口端を持ち上げた。

 

「アラントル領って、登城する貴族の誰の口にも上がらないような国端の領地だそうね」

「あなた、王宮主催の舞踏会に参加されたことなどないでしょう?」

「それなのに、その田舎領地の娘が、昨年の舞踏会では国王陛下だけではなくレオン様とも踊られたそうじゃない? どういう経緯でギルバード殿下とお知り合いになられたのかしら」

「それは」

問いに答えようとしたディアナを制するように、ひとりの息女がパチンっと音を立てて扇を閉じた。

「きっと領地巡りをされていた殿下に、一度王城に行ってみたいわなどと、浅ましい願いを口にされたのでしょう。殿下は誰にでも分け隔てなく優しい御方ですから」

「まあ。それでは国王陛下とレオン様は、この娘が哀れに思ってダンスの相手を?」

「王城に来たこともない田舎貴族とはいえ、一応は侯爵家の娘らしいですから」

「そうそう、名ばかりとはいえ、一応は・・・・ねぇ?」

 

クスクスと不快な嘲笑が耳に届き、ギルバードは膝上の拳を震わせた。下劣な態度と物言いでディアナを貶める女たちに吐き気さえ込み上げてくる。困ったように眉尻を下げるディアナの表情が脳裏に浮かび、ギルバードが立ち上がろうとするとレオンに腕を掴まれ引き止められる。

「殿下、自分たちに都合の良い方向に思考を捻じ曲げるお嬢さんたちが、後々どんな表情でディアナ嬢を見るのか、想像すると楽しくありませんか?」

「楽しいわけがない!」

吐き捨てるように、それでも小声を落とすギルバードは怒りを抑えるので精いっぱいだ。レオンの戯事に構っている暇などない。それなのにグイグイと腕を引き、顔を近付けるレオンは楽しそうに囁く。

「多少はお困りになられているようですが、そっと覗いて御覧になって下さい。ほら、ディアナ嬢の表情からは怯えも憤りも見られませんよ」

木々の合間からガゼボへと視線を向けると確かにレオンの言うとおり、困った表情はしているが怯えている様子は見られない。それどころか背筋を伸ばし、問われるたびに答えようとタイミングを計っているようにも見える。ただ、答える隙を与えてはもらえない。  

 

**

 

「殿下が見初められた方なら、それなりの御身分の御令嬢だと思っておりましたのに、私たちの誰も聞いたことのない、ただの田舎貴族だなんて・・・・ねぇ?」 

「あなたって、エレノア様のお茶会にも呼ばれたことはないでしょう?」 

「まあ、王城に来たことがないなら仕方がないことでしょうけど」 

「そういえば、・・・・エレノア様、最近お見かけしませんわね」 

「兄上であるリース様とご一緒に、他国へ遊びに行かれたと聞いておりますけど?」 

「あら、私は他国の王族に嫁がれたと聞いた覚えがありますわよ」

 

それはおめでたいことですわねと息女たちが扇を揺らしながら微笑み合うのを、ディアナは眉尻を下げたまま聞く。エレノアに関しては記憶が曖昧なままだが良い印象がない。他人に対して、そんな感想を持つ自分に戸惑い、しばらく考えて王子を悪く言っていたからだと思い出した。 

「それより噂の婚約者は本当に彼女ですの? ・・・・見たところ衣装も質素ですわよ」

「でも西翼宮に滞在しているのは事実で、さらに賓客待遇だと聞き及んでおりますわ」 

「まあ、本当ですの? あなた、どういった理由で西翼宮滞在の許可をいただいたのかしら」

「それは」

ディアナが身を乗り出して答えようとするも、またも大仰に手を振る貴族息女に阻まれる。

「そんなことよりも! 名ばかりの貴族息女が殿下の婚約者だなんて、絶対にあり得ませんわ」 

「すでに決まった相手がいると殿下が公言されていますけど、彼女とは限りませんでしょう?」

「でもっ、同盟国会議が終わったというのに、どうして、この娘はいつまでも西翼宮にいるの?」 

「黙っていないで、いい加減、何かおっしゃったらどう?」

 

そうよ、そうですわ、答えなさいよ! の合唱とともに促されたディアナは瞬きふたつの間、誰からも遮られることがないと分かると、ゆっくりと立ち上がり口を開いた。 

「まずは自己紹介をさせて頂きとう御座います。私は皆様がおっしゃる通り、国端に位置するアラントル領の領主、リグニス家が三女、ディアナ・リグニスと申します」 

そう挨拶した後、そういえば目の前にいる五人の貴族息女は、どこの誰なのだろうと今更ながら気付き、あとで教えていただこうと小さく頷く。 

「皆様が御懸念の殿下の婚約者が誰かについては、正式な公布をお待ちいただくしかない、と申し上げます。私が西翼宮に滞在しているのは、アラントル領の発展のためにと、王宮教育を受ける機会をいただけたからで御座います」

密やかに視線を交わし合う貴族息女にディアナは微笑む。

 

「リグニス家の名誉のために申し上げますが、領主である私の父が頻繁に登城していないには理由があります。それは隣国であるオーラントとの国境や海域で、山賊や海賊が頻繁に出没していたからです。アラントル領は地形的に国境警備基地を置くのが難しい場所に位置するため、不測の事態に備えて領主は領地を離れることが出来ず、国王陛下より登城を免除されております」 

いまは穏やかな生活を営めておりますが、と続けてディアナは一息吐いた。

講師や姉たちから自分が住む領地の歴代領主らの功績を聞き、普段は穏やかな父の異なる一面を知ってからは考えを改めるようになったことを思い出す。それでも侍女仕事を優先し、両親が嘆いても自分を変えようとはしなかった。そんな頑固な娘を、領主でもある父は温かく見守り育ててくれたのだ。

魔法導師長から自国の歴史を教わった時にそれを思い出し、今回王宮で教育を受け直した私は深く深く反省した。勉強していくうちに、どれだけ自分が上っ面しか学んでいなかったかを知り、羞恥に身悶える羽目に陥った。

新たな気持ちで学び、それを活かそうと考えることが出来たのも、反省を糧に成長する喜びを得られたのも、すべて殿下が機会を与えてくれたからだ。

 

 

 

 

 

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